NOMIKAIその3

マウンターと話しているうちに他の人間がわらわらと集まってきた。その中には体育会系統の亀吉(学生、彼女持ち)がいたので個人的にはよろしくなかった。他にPさん(美形主婦)とかK社員(高学歴社員)などといったパート、社員の人間が数名来ていた。
集まったところでビールで乾杯した。炭酸のシュワシュワした感じと麦の苦い味が口に広がる。世の中の人間が何故こんなものを重宝するのか、未だに分からないままだ。