徹子の部屋(客:サンドウィッチマン)

徹子(以下T子)「漫才で一番面白い方を決めるM-1グランプリというのがあるのですが、つい先ごろそこで優勝なさったお二人においでいただきました。サンドウィッチマンのお二人です。どうぞお入りください」

                                                                                        • -

T子「こちらから富澤たけしさんです。富澤さんはボケ担当で、ネタ担当でもいらっしゃる。ネタ作り担当といいますかね。よろしくお願いいたします」
T子「そちら側が伊達みきおさんです。こちらツッコミ担当でパンダのネクタイもしてらっしゃるんですけど、仙台からお二人ともいらっしゃったんですけど、仙台の伊達様というと伊達政宗の親戚?」
伊達「親戚!?あのーすごく遠いんですけども一応、枝の枝の小枝の…」
T子「本当に!」
富澤「ただ証拠が無いんですよね」
T子「だけど仙台に住んでて伊達であることは間違いない?」
伊達「間違いないですね。それだけは言えます」
T子「どうもー。よくいらっしゃってくださいました」

                                                                                          • -

T子「優勝なさって何が一番変わりました?」
伊達「そうですね、あの本当に周りの対応から何から全て変わりました」
冨澤「360度変わりましたね」
伊達「変わってねえだろそれ!」
富澤「あっ!180度」
T子「うーん、すごいですね」

                                                                                          • -

T子「コマーシャルを挟みまして、M-1グランプリをお取りになったお二人なんですけど、さぞかし面白いだろうということで、万全の漫才を見せて頂ければと」

                                                                                          • -

・ネタ
「遅いよ」
伊達「いやー遅いなー。ピザ頼んで一時間こないなー。ちょっと電話しとこうか」
富澤「ピンポーン、お待たせしました」
伊達「遅いよ!お前一時間だ一時間よ」
富澤「すいません、ちょっと迷っちゃって」
伊達「迷うってお前道一本じゃねえかよ」
富澤「いや、行くかどうかで迷って」
伊達「そこ迷うなよ!」

T子「あのちょっと分かりにくかったんですけど、あのピンポンってやって、そこでなんで遅かったっていったらなんで迷ったって?」
富澤「行くかどうかで迷ったって…」
T子「あっ!行くかどうかで。ああそうですか」

                                                                                    • -

T子「(伊達の容姿について)髪の毛があんな風だから、やっぱりちょっとね…」
富澤「もっとね、坊主とかにしたほうが」
伊達「いや、より恐いわ!」
T子「(爆笑)」
サンド「(笑)」
伊達「いま何が面白かったんですか?」
T子「あのね、『より恐いわ』っておっしゃったときに漫才の言い方だったからおかしかったです。漫才の方って面白いなあって思ってそこが。いちいちオチみたいにね、おっしゃるのだなあって思って、そこがね、なんてことないんですけど。ちょっと失礼致しました。お茶召し上がってください。コマーシャルです」