繊維会社面接

実際にバナナの皮を踏みつけて滑ってしまうような都市伝説レベルの情けない皆様、こんばんは。サタデーナイトを如何お過ごしでしょうか。
私は一旦帰宅致しましてブログを更新している次第でございます。
本日は電車に揺られながら過疎地域に出向きました。途中、ムシャクシャして傘の先を人間の後頭部にぶつける寸前の仕草をしてしまいました。周囲の人間が白い目で見ていました。法治国家ですので本当に接触させる気は毛ほどもありません。失礼致しました。
電車を降り、歩きました。会社着きました。
おっさんと面接ということになりました。面接といっても面と面を接触させるプレイではございません。お互いに対話をして私の能力を諮るというものですので念のため。それしても面接とは思えぬほどオープンな会話をしたような感じでした。

まず、おっさんは短大卒男であることを不思議そうに聞いてきました。
俺「大学は四年通う必要がないと当時思っていたのです(ウソ)」
おっさん「ほお、ではなぜ今の大学に編入したの?」
俺「地元が好きになったからです(ウソ)」
とまあ受け答えをしていったのですが
おっさん「konrinzaiさんは美人が好きですか」
俺「私は女性全般をこよなく愛しています(ウソ)」
おかしな問答でございます。こちらは適性検査を踏まえての質問だったそうですがおかしいです。そして、
おっさん「営業を志望しているようだけど陽と陰でいえば君は陰だね。大丈夫?」
あっさりと日陰者であることを見抜かれました。
俺「現在、接客のバイトをしていますので(ウソ)、陽の性格になろうと思います」
おっさん「転勤は大丈夫ですか」
俺「北は福島、南は熊本まで大丈夫です」
おっさん「なぜ福島と熊本?」
俺「いえっ…、あっ、えっと全国どこでも(両手を広げる仕草をしながら)大丈夫です」
おっさん「接待とかできますか」
俺「接待なら中学のときからしてましたので(ウソ)、大丈夫です」
おっさん「中学のときからですか?」
俺「はい。高校のときはしてなかったんで大丈夫です」
おっさん「なぜこの業界志望なんですか」
俺「やはり繊維は食品のように害がなく、人畜無害でございまして志望しました(ウソ)」
おっさん「そうですか。では選考は来週までに…」
帰りました。

あまりにもゆとりな面接の仕方をしてしまいまして読者の方にはリアリティが感じられないかもしれませんがこれは全て実際にあった受け答えでございます。
氷河期の世代の人間がこんなことを言っていた気が致します。「面接を受けれるだけ華だ」と。このおそらく氷河期世代の人間(あるいは妄想だったかもしれません)の言葉を信じてこれからも精進してまいりたいと思っております。