成人の日

一年最初の三連休は毎年考え事から始まります。
残念ながら成人に至る前に志半ばで命を落とした人は数多くいます。そういった方々の無念を思うと、毎年この日が来ると、とても荷が重いというか、一生成人に成れない人にとってなんて残酷な日なんだろうかと常々思います。そういったどうしようもない気持ちに苛まれつつ、生きる重さを感じざるを得ません。
先人の無念を思いつつ、残されたものは生き続けなければならないという宿命が自分たちにはあります。
新成人の華やかな袴姿を通して、世の中の人たち全員が、ただ純粋に華やかでいられて楽しんでいられたらどれだけ素晴らしいか、と思ったりします。それは難しいでしょうが、ただ、近づく努力というのはできるのではないか、頑張らなくてはと思います。
ご成人おめでとうございます。