恐怖心

外出はできればしたくないです。引きこもれる精神力があれば引きこもり続けたいくらいですが、そんな閉じこもる能力すらないのですから結局外出します。
世間に対する恐怖。自分はいつでも恐怖しています。一歩外に出れば、年間数千人死者を出す交通事故に巻き込まれるのではないか、起こすのではないか、また、街を歩けば誰かに刺されるのではないか、殴り込まれるのではないか、伝染病がうつるのではないか。電車で魔が差さないか、冤罪扱いされないか。唐突に死にたくなって路線に飛び込まないか。狂人を間違って殺さないだろうか。
などといったことを危惧しております。こういった「確率」をゼロにするのは不可能であり、生きていく以上はある程度のリスクを背負わなければなりません。生まれてからそういったリスクは背負い続けています。「統計」に脅され、間抜けなスピリチュアルなんかに頼らずに、ただ、もうそれは「決死」といった感じでいつも外出しております。