日曜童貞日記

若者が死に怯えるのは当然だと思う。人生が与える「出来事」を毟り取られる恐怖心というのは想像するのは簡単だ。だが、その「出来事」に対して遂行できるわけがないという諦観が付きまとう故に人生に怯えているのが現在の俺だ。たとえば「結婚」。まず相手がいない。出会う場所、環境から考えて相手を作ることに難儀する。相手をリードする、影響する、されることに不安を覚える。式に呼ぶ友人が皆無だ。親戚づきあいもない。現時点でセックスができない体質だ。子供を作るのか?金は?親はどんどん老化して、自身は中年となっていく。
世の中の人間は当たり前のように「出来事」をこなしていく。自分自身はできないと思ってるのが多少情けないが生い立ちからの蓄積がなってないので仕方ない。
たまには願望を書こう。周りがたとえ、どんな目で見ようと、友人のいない結婚式で結婚したいし、僕は思いっきり恥をかきたい。孤独に日を追うごと、時を経るほど、胸を締め付けられて生きていくのはとても難儀だと思う。
ご飯でも何でも奢ってあげたい。女の人を本物の幸せで満たしてあげたい。
不器用な自分に見合った、肩を寄せ合える女性がいたならば、恥ずかしながらそれが自分の夢です。