夏の静荷重

8月最後の日曜日である。サザエさんではやはりカツオが夏休みの宿題に追われていた。過去、現在、未来。永延と小5のカツオはこの時期に宿題に追われている。
とある瞬間にボーっとして、何故この空間に自分が佇んでいるんだろうという感覚に陥ることがある。中学時代、卓球でラリーを続けているときによくそんなことを思った。夢を見ているときのようなボーっとした感覚。これからも何度も何度もこの感覚を味わうことになるんだろう。
選挙。政治家が述べることに批判はあっても自身の生活と政治家の言動を結びつける気になかなかならない。ミサイルのことを話されても非現実的、子育てがどうのと謂われてもピンとこない。自分の生活に信念を持っていないというのは侘しい。いやいや、そもそも政治家の話はいつだってややこしい。台詞にはいつも微妙なニュアンスが散りばめられており、警戒に次ぐ警戒の念が押されており、揚げ足取りの駆け引きが多く、もうどうでもよくなる。全ては見栄。
私は見栄のために明日を働く労働者。人を選べても自分を選べなけりゃ意味ないね。