「MONDO ROCCIA」ザ・クロマニヨンズ (感想)

MONDO ROCCIA(初回生産限定盤)(DVD付)

ジャングル・ジャミン

出だしから混沌とした野性味溢れるメロディ。目覚めを感じる。

グリセリン・クイーン

2009年10月7日に6枚目シングルとしてリリースされている曲。
グリセリン・クイーン」という響きが強く、深い。

鉄カブト

この曲は、過去に対する宿命感がテーマのような気がする。虐げられた美しい人へのやさしさが感じられる。

フンカー

童話的な歌詞もあっけなくロッケンロールに変貌するのがザ・クロマニヨンズの特徴だ。この曲、「フンカー」もそんな曲の一つ。とある火山の様を歌ってるだけなのにあらゆる抒情を感じることができる。

炭酸

いわゆるロッケンロールの曲を聴いたときに訪れる脳内の「シュワー!」という感覚。その感じを的確に表しているような曲。

ジョニークール

「希望も夢もない なんだかわからない」、「名誉も地位もない なんだかわからない」
真島昌利の歌詞はたびたび弱い者への共感、人知れぬ劣等感を含んでいる。そういった部分を持ってしていつだって真島氏は魂に強く、熱く語りかけてくる。
大好きな事がひとつあれば魂はきっとなくならない。

ムーンベイビー

愛情の断片

アウト

物の形式を借りた歌詞。個人的には数十回聴かないと自己独自の歌詞の意味を築くことができない。スルメ的な曲。

酒じじい

タイトルからして滑稽だ。
歌詞を読むだけで酒じじいの住む場所の風土が頭に思い浮かぶ。

突然バーン

感受性がそのまんま表現されている。これは十代にありがちな衝撃を表しているのか何なのか。いやいや年代は関係ないか。

恋に落ちたら

歌詞には「あ」と「の」と「ね」の三字しか使用されていない。秘められたものを見つけてみようということですか。

エロこそすべて

「エロエロ」と連呼である。罪意識もなく「エロ」をひたすら叫ぶ。いいぞ。