生きているということは言葉を発すること、ブログの世界では文章を更新するということだ。
テレビのニュースでは東日本大震災から5ヶ月が経ったと報道されており、未だ見つからぬ身内の遺体を捜す人々や心が完全に癒えないながらも前を進もうとする被災者の様子を追ったＶＴＲが流れていた。他には愛知の派遣社員が女子大生を殺害したニュースが流れていた。警察にばれるのが怖くて殺害して結局警察にばれて余計大事になるという、相変わらずの想像力欠如の愚鈍な犯罪者。名前を検索するとあっさり見つかってしまった被害者のブログを見てみると、それまではコメントは基本的に0件だったのが、直近の昨日の記事のコメントには事件を知って初めてブログを見に来たと思しき数十件のコメントが寄せられている。当然ながらブログ記事には死の予兆などまるでなく、スイーツや学校などの他愛のない話が書かれており、笑顔の写真がアップロードされていたりする。けれども昨日の昼には確実に生きていたその人は既に殺されており、これ以降更新されることもない。この人の家族や友達はこれから精神的に厳しくなるだろうし、そしてこの人の将来あるはずだったイベントは全て消え、、もう想像することは地獄だ、よそう。
明日からお盆休みである。はっきり言って頭がパーで独身だと一人旅に行くしかない。グルメになるもよし、乗り鉄するもよし、どうしたものか。
