ファッキューぶち切れそうだ！一日生き延びれば一日生き延びただけ愚鈍を晒すだけだ！一週間乗り切ったとて明後日からあっさり振り出し、また振り出しだ！それ以前に部署の電話も持たされているので日曜も心は完全には休まらない！
昨晩二十三時に寝て、未明の一時と五時に目が覚める。もはや安らかに眠れない。現実がプレッシャーで現実逃避すら怖い。
今日も朝早く出勤した。オレは朝一番乗りを目指すようなテイストの輩じゃなかった。昨日一番乗りで調子に乗って今日も一番乗りをしようとしたらあっさり某部長がいた。
さっさと外に出る。某回収作業。土曜だから機械のそばで野菜売りとかやっててトラック停めてるのを邪魔みたいな感じで見てるんじゃねえよ！こっちだって命を薄く削って生きてんだ！子供がいて危ない。業務上なんたら致死とかシャレにならんから。道路を走ってて車の細かい音とかが恐怖だ。クラクションが遠くで鳴っているのに自分に鳴らされている感覚に陥る。いつか重大な事故を起こして自分が死ぬならまだしも他人を死なすとしたらそれは恐怖以上のものだ。ええい、ええいと仕事が怖いという感覚を無理やり麻痺させる。朝早くでたからか、もう昼という感覚なのにまだ十時とかやるせない。
浮世が浮遊物のように浮いている。ツーリングする者、サイクリングする者、ランニングする者、大人数でドライブする者。渋滞、ぶち切れそうだ。おいおい、皆引きこもっててくれ。労働者の邪魔だから引きこもって俳句詠む俳人になるか、ネットゲームして廃人になっててくれ。
午後、隣県の嘱託のおっちゃんからブツを輸送してくれという催促の電話が来た。と同時に隣県の某所が故障したとの連絡あり。昼飯なんか食う時間がねえ！ふざけんなよ、会社にてランチパックを五十秒で食ってさっさと出る。
うおおおおお修理。客の使い方がダメなパターンだ。客の爺さんは苦労人といったおしとやかな風情。おしとやかだろうが、苦労人だろうがダメなもんはだめ！やんわり注意した。ジジイ、またな！
次は嘱託のジジイの番だ。正規ルートで入手したブツを家に持っていく。夫婦仲良く何かを作業をしている。わんこもいる。素晴らしい老後。ジジイ、またな！
また電話だ！過去最高に電話が鳴る日だ！土曜は部署の人員が半分、さらに正社員はオレだけで事務方と狸ジジイしかいない人材不足な日。狸ジジイはいざというときは定時上がりだから頼りにならない。ソルジャーがオレだけだから二県にまたがって作業をする羽目に！次は地元県に戻って某処理！
うおおおおおと戻り、処理した。日が落ちてる。終わった！
いいか、よく聞けよ！明日は休みだ！
