もはや何も考えてないよ、誰かと話す風に書き殴るだけ

 タモリが気になって書店で「タモリ論」を買って読んだ。タモリを『絶望大王』って例えているのは秀逸。不審者が真横に来てもあっけらかんとするタモリ、白紙の紙を持ちながら弔辞をするタモリ、日本全国に深々と礼をするタモリ。不思議な人もいたもんだ、真面目すぎず、ふざけ過ぎずの不思議な人だったなあ。
 それにしても「笑っていいとも」の最終回と夜のフィナーレは凄かった。もうバラエティーは当分観なくてもいいくらいの気分だ。個人的にはとんねるず石橋のアグレッシブさがMVPかな。いいともレギュラーに直訴して以降の石橋はタモリ愛に満ちた、目を見張るものがあった。お笑いスター誕生におけるタモリの発言で芸人としてやっていくことを決めた石橋の恩人に対する感謝の気持ちみたいなものが伝わってきた。たけしの二流、田舎者、落伍者を馬鹿にする芸風が好きだ。太田の総理に噛み付く思想は好きではない。
 正直いいとも終了を発表する去年の十月以前は五、六年はまともに「笑っていいとも」を見ていなかった(K田健作が青年隊やってた十五年くらい前が一番みていた)。結局、終了商法に釣られた形で今年に入ってからは「いいとも」を全部録画してほとんど目を通した。やっぱり終わるって発表する以前は視る気しなかったからこれで良かったんだろうなって個人的に思う。惜しまれながら終わるってのはいいことだ。

タモリ論 (新潮新書)

タモリ論 (新潮新書)


 話を現実に戻すと、自分はこの四月で会社入って丸五年。六年目に突入してしまった。これは想定外。順調に社畜生活を佇んでますよ。社畜は無職よりはマシだろう、ってくらいの感覚。三連休以上がほとんどないけどタモリを見習って発狂せずに働き続けるしかない。もはや過去も未来もしらない。今日のことしか興味がない状態で書きなぐっていくだけ。
 今の楽しみは週末にさいたまにて行われるNMB48の単独(土曜夜)とリクアワ昼(日曜昼・AKB48GP全楽曲中100位から51位)の公演だ。遠方で会場が広いけどたまの贅沢でいいやと思って二公演応募したら当選していた。本当はSKE単独を視たかったけどなぜか平日(金曜)の夜であったので土曜の夜のNMBを見ることに。どんどんいろんなグループを見て行くのも見識が広まってよいことだ。正直、名古屋弁より大阪弁の方が聴いてて安心するし。。