梅雨の終わり

私は会社で主義主張は唱える気力もないので無言の行であるが、会社にいると雑談で声を大にしてオリンピック批判をする人もいれば、オリンピック肯定派の人もいたり、ハーフの日本選手は応援しにくいとか、ワクチンを受けない人に疑問を投げ掛ける人がいたり、様々だ。オリンピック批判をしていた人が肯定派の上司が現れた瞬間にだんまりを決め込み、けろりとしている。
由緒正しいのは表向きだけで、実際の人間というのは欺きあっているというのは太宰治の「人間失格」にも書いてあった。