いい色の日

開館時刻に図書館に行って履歴書を仕上げて某工場へ郵送した。
バイトへ行った。バイトを辞めることが人知れず皆に伝わっていたらしくて「辞めないで」と寂しそうにいろんな人から言われた。Pさんからは「いつでも戻ってきてね」なんて温かい言葉を頂いた。なんていい人ばかりなのだろうか。世話好きで一切、怒るだとか陰口もせずに色気を持ってる人ばかりで本当にいい職場だな、と考えていたらなんだか泣きそうになった。俺は誰からも必要とされてないという投げやりな気持ちを常日頃持っており、上記のようなことを言われるのに慣れてなかった。
そういえば二年前、新聞配達のバイトを辞めるとき、「編入試験頑張れよ!」って販売所の所長に言われてグッとくるものがあったっけ。結局、編入試験全滅しちゃったけど。何やってんだろうな俺は。