欧米では宗教に入信してない、関心が無い人は怪しまれるようだが、日本ではその逆。なんでこんな感じなのかは無知の俺には分からないが、鬱になりやすいのは明らかに宗教の関心が無い人。精神的に神という偶像を作り、そこに安らぐことで 精神的安心感を得ることができるとできないでは大違い。ただ、日本人の多くは宗教を現実逃避の手段と捉え、信仰を信じることが必ずしも正しいとは思っていない人が多いようだ。
今現在、細木某というタレントの番組が人気をなしているが、内容は細木某の個人的な信仰を促しているだけに過ぎない。細木某の言うことを鵜呑みに信じることが良くないという人が日本人の多くだと思いきや、視聴率が高いことから推測すると「細木某の言うことを鵜呑みに信じてもいいじゃないか」という意見を持つ人が多いと思われる。軽い気持ちで誰かを信じたり、祈る事や供物を捧げるなんて事は個人でも立派に出来る。ただそれが入信だとか大事になると日本人は逃げやすい。
曖昧な感情を常に持ち続けることで日本人特有の美徳を創ろうというのだろうか。ただその曖昧さが現代においては危険だと思うが。
