独りで深夜ホール

昨日は結局、偏頭痛状態のまま深夜を乗り切った。深夜に働くのは正月の憂メイト以来。三時近くまで働いたが、普段寝るのが零時から一時の間なので相当堪えた。
この日は夕方のアイドルタイムに出勤してから十八時にいったん退勤。夜九時半から再出勤。
俺は耳が遠いのかもしれない。客からオーダーを取るときに「ラーメンと○△×をお願いします」と言われ、○△×の部分が聞き取れなかったので適当に一番音が近そうだったので「ラーメンとビールですか?」と聞き返すと「え?車で来てるから(失笑)」と言う具合にか聞き返されてしまう。すると
「えっとではラーメンとなんでしょうか?」
「お○」
「えぅ?」
「おす」
このように機能障害に陥ってしまう。結局、酢がほしいということだった。生の人間とあまり喋らないからたまに音が理解出来ない。酢なんてラーメンにいれんじゃねえよ!!
店締め作業が面倒くさい。いろいろ掃除する。客がいるときは動き回って感覚が麻痺しているのか偏頭痛もあまり感じなかったが客がこなくなると頭のジンジン具合が尋常じゃなくなる。そして睡魔も襲い、きつい。便所掃除をするとゲロを吐きそうになる。小便器を洗う際に吐く手前だった。おっさんの小便やらちぢり毛が付き捲った便器を洗うのは悪戦苦闘。異様なアンモニア臭でHPが激減した。
バイト用の靴が破れかけている。貧困さがにじみ出た破れ具合だ。