テレビ雑誌特大号の季節

大手テレビ雑誌の年末年始特大号の表紙は決まってSMAPである。毎年目まぐるしく変動がある芸能界だが、讃さんと頂点で輝いているのはなんだかんだでSMAPである。
しかし、画一的に各雑誌がSMAPばかり起用するのはいかがなものだろうか。タモリとかさんまを表紙にする雑誌があってもいいと思う。まあ購買層を意識するとどうしても各雑誌は引けないんだろう。ドラフトみたいに抽選でやれば面白いと思うのだが。当然、各雑誌は1位をSMAPにするだろうけど2位、3位は誰にすんだ、ってそういうのがあった方が面白いと思う。
しかしながらSMAPも当然、年齢は積み重ねていく。
中居、木村に至っては35歳。もうフリーター、ニートの年齢条件を満たせる年齢(15歳〜34歳)ではなくなっている「おやじアイドル」なのである。
それにしても二児の父である木村氏からは「おやじ」のニオイが全く伝わってこず、「HERO」における露出だけで今年は大成功状態である。もう無敵すぎて話しにならない。
中居氏はバラエティー番組における相変わらずの庶民ネタが好調であり、子供が好きそうな味の濃い食べものを好む様や、些細な小理屈を述べる様が「庶民アイドル」ぶりを発揮している。この庶民くささ、身近にいる感触を視聴者に味あわせることによって成功しているのはいいが、「うたばん」においてお笑い芸人をなぶり殺しにする様はいただけない。アイドルが芸人のテリトリーを侵略してしまっては秩序が乱れてしまう。穏便にしていただきたい。
北京五輪野球日本代表の公認サポートキャプテンを務め、ドイツW杯における香取団長との差は歴然としていることが分かり、コアなスポーツファン、野球好きな高齢者にも支持者が増えたかと思われる。「庶民アイドル」が「庶民タレント」になる日はまだ来なさそうだ。



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