松本人志の放送室 最終回

あの頃は日韓W杯の予選がやってた頃だ。yahooのエンタテイメントのカテゴリで放送開始の記事を発見して聴きだした木曜深夜。オープニングの映画音楽が流れて、二人が喋りだす。松本ともう一人の幼なじみってのは誰だこれ?
高校1年の10月に聴きだしてから、それはもうはまった。高校の修学旅行先、初めて一人暮らしをして無機質でテレビも何もない部屋でも、深夜にこのラジオを聴いていた。あの心細い深夜に笑いを提供してもらった大切なラジオ。ありがたかった。
喋り相手が見つからない空しい期間を埋めてくれるそんなラジオ放送だった。
ラジオもそうだが、あらゆる媒体に頼らずとも空しさを打ち消す力をこれから身につけなければならない。