闇金ウシジマくん

162話

日曜の午後にさ、
だらしなくビール飲みながらテレビ見ててさ、
けだるいタバコの煙。
ヤニでベタつくレースのカーテン。
空気が重く濁ってて息苦しい居間。
こーゆー休日を過ごす大人には絶対なりたくねェーってずっと思ってたよ。

161話

つまらないンだ。
人生が。
これからずっとこの生活が続くと思うとさ、
冗談でも言ってないと頭が、おかしくなりそうだよ。
でもな、我々のラブホテル業務は清掃を売っているンだ!
数時間、へたしたら数十分前にいた人間の気配を感じさせないくらいに清掃をするもてなしの業務だ!
それを下らない仕事と笑うか、今、自分がやっていることに少しでも前向きに価値を見出すかでさ……
この先積み重ねていく人生の、重みが違うと思うんだ……


はぁ……だりィ……