怪奇日常

朝から弁当を作る。外食に頼ってばかりの自分に嫌気が差したからだ。
5日ぶりの整備施設。
いきなり五郎丸氏に「能力が身に付くまで代休を連休に接続させるのはしばらく止めた方がいい。評価も上がらない」とスポイルされる。
無能新人じゃ代休の使い方でも愚痴グチ言われるぜ。
別に評価を上げて偉くなりたいとも思わないし、何になりたいとも思わない。そんな気持ちを誰かに話したいけど口下手で表現がうまくできない。こうやってブログで書いていくしかないんだな。

午前中、太郎丸氏の計らいで溶接用のマスクで日食を見た。三日月の如く欠けた大変美しいものだった。

昼間、自分が弁当を持ってきたことを所長(髪型、顔、年齢共に高橋克実似)に弄られる。

今日は永延とコンバインのカバーの掃除。夏の匂いがカバーにこびりついた泥の臭いに消されてしまう。退屈な大学生活を終え、特にやりたいこともないのに社会に出て、晴れの日も雨の日も常に興味の湧かない整備作業をするだなんて、廃墟の中で一人、自慰をしながら匍匐前進してるような気分だ。