ろくなもんじゃねえ

永延と部品洗浄。
ホースの水が若干漏れていたが、ほっといて洗っていたら五郎丸がやってきて「こういうことは早くいえ」と。いつものようにネチネチと説教。
部品一つの破損が大事故に繋がるなどと説明される。もともと五郎丸氏は自動車工場で働いていたから些細な「報告・連絡・相談」の欠落に厳しい。
昼飯はまた弁当。冷めてるしどうも旨くない。他人の作ったものの方がおいしいだろう。食ってる場所もよくない。前に太郎丸、横に高橋所長。気が休まらない。明日は外食だ。
午前も午後も洗浄。同じことの繰り返し。
職場で自分はどう思われているかというと、五郎丸氏曰く「君は非常に静かだなあ。もっと喋ったほうがいい」。太郎丸氏曰く「酒飲んで仕事するくらいのほうがいいのではないか」など。
以前の自分は、他人が自分のことを「おとなしい」と言えばそのことに罪悪を感じ、改善しようかどうかで苦悩していた。
だけどたとえ、気狂い扱いされても自分が気狂いじゃないと思えばそれはそうだし、他人から性格のことを非難されたからといって性格を無理やりに変化させようとするのはどうも負担が大きい。
他人のイメージの奴隷になるのはバカらしいし、アホらしい。自分は自分に自分なりの確固たるイメージを持っていればそれでいいと思う。