綿ぼこり

怠けた文章ばかり書いていますが、こんな自分でも少しずつ改心はしているような気がするんです(気がするだけです)。たまには優しい気持ちで書いてみます(稚拙ですが)。


私は毎日毎日ツナギを着て泥やほこりだらけになりながら仕事をしています。雨に打たれたり、重いものを動かしたり、泥水を飲んだりして何度も何度も心の中で根を上げています。スーツをビシッと決めてエアコンの効いた部屋で働きたいという気持ちはやはりあります。子供のころから働く人のイメージはスーツ姿で、まだツナギの存在すら知りませんでした。昼休憩でご飯を食べに外に行くとき、未だに自分のツナギ姿が少し恥ずかしかったりします。ニートになってジャージを着てボケーっとネットカフェで暮らしたいという気持ちもあります。
でももうツナギでいいです。
皆優しいんです。年下の先輩、定年を過ぎた上司、尖った人がいないんです。不器用な自分を支えてくれるんです。
自分、最近分かったんです。日々の生活に夢や希望がなくても、人恋しさがあれば生きていけるということを。心無い言葉を浴びせられた夜にコーラを飲みながらそう思いました。これから上手くいくかへたり込むかそれは分からないけれども、とにかくもう少し、勇気を持って「この人と一緒に頑張ろう」という気持ちを持って、やっていきたい。