待つ季節

暑さで汗や泥を拭う気力もなく、上司に叱責され、何度も込み上げる敵愾心。それは力やとりえと無縁の自分に対してです。
毎日暗いな。盆に溜め込んだ気力もこの一週間の暑さと労働でほとんど消し飛んでしまった。
「毎日が楽しい」と嘘を付けば虚しい重荷がさらに重くなる。嘘を付かずに眠ろう、何も思い出さずに。