孤独に外出

今現在、酷い片頭痛で、これはもう当分引き籠っていたいと思うんだけどそれは無理な話でね。
それでも今日の話を書かなければならない。
今日、とにかく外へ出ようということで外へ出たんだ。
バス停にて待てど暮らせどバスはやってこない。車移動を避けたのが仇と出た。30分以上遅れた。途中で高校生の集団が、模試だか学園祭だかの帰りか知らんけどえらい大量に乗り込んできて、女子高生がエロいわけですよ。制服姿、悩ましい…!悩ましすぎる。頭をもたげてくるのは性欲の発散…!
快楽の行使……!よしゃがれ!狼少年か!理性を保て!だめだ!疲れる。
繁華街で歩行者天国だか地獄だかがやってて(トラックで突っ込めば中止になるね)、某駅までの通行が非常にタイムロスで僅か5キロほどの道にさらに30分程も費やしてそれはそれはストレスだった

駅に着くと綺麗な女ばかり見てしまう。スタジャン着てる女子はよかったなあ。あと背が高い女子が多い。普通に180台とかおりますね。
そろそろ性欲もピークかな。平日は男と機械に囲まれているだけで、欲求が募ってるのかね。それにしてもカップル(ピストンズ)が多い。ピストンズの多さに辟易する。ピストンズの女子に対してだけは一切欲情しないこと、これは鉄壁の自分ルールだ。
駅で新たなバスに乗り換えるのだが、またしてもバスは永延やってこない。数十分待つとさすがに疲労の色が見えてきた。その後も「待つ」展開が続くのだが、待つってのはろくなもんじゃない。今日のダイヤは発展途上国辺りのアバウトさだ。
ようやくバスに乗ったら馬鹿な大学生がいてね。風体や喋り方からするとFランク大生なんだけど(人のこと言えんけど)、バスの進行方向とまったく別の目的地を目指していたらしく、「○○に停まんないんすか?」ってバスの運転手に言って「行かない」と言われて素っ頓狂に降りて行った。続いてババアが降車ボタンを押してから「○○に行きたいんですけど、どこに降りればいいですか」と聞いてたら運転手が「なんでボタン押したんですか!?」とイラッとしていた。
30分以上乗ってようやくバスを降りる。「ラーメン博」というイベントに行くことが目的だったのだが、隣で野球をやっていたので軽快なノリで行くことにした。

野球場は寒い。寒すぎる。
しかしながら野球はいろんな情報媒体で見たり知るよりもリアルだとやはり格別だ。カクテル光線の輝度、アンパイヤのおっさんの声質、ボールボーイの動き、砂の色合い、寒いギャグの野次などなど、リアルな発見はキリがない。
しかし観てるとすぐに飽きた。何が楽しいんだ?応援団の彼らは何が原動なのだ?どうして応援できる?わからない。前の方の席にやたら野球名鑑とか野球カードを凝視しながら一人で観戦する男がいた。まあ楽しみ方は人それぞれだ。他人事ではあるが。
寒いので途中で球場を出た。考えてみればただボーっと単純な事象を見てるだけで、外で過ごし続けるなんて狂気の沙汰である。この時期の夜のスポーツ観戦は苦行。

お目当てのラーメンである。少量。夜で人が少ない時間帯だったようですぐ食べれたけど、ファミリーやピストンズが多勢いる中、独りで食べてると妙に虚しくなる。気にしなければいいのだが、そもそも少量のラーメン一杯に感動もできなかったし。いやラーメンを食べたという結果だけでよしとしなければならないのか。
ラーメンは非常にコクがありました。独りだとコクことしかできない。
どういうわけか、帰りのバスは自分一人だけで貸し切り状態だった。こうして引きずられて今日を終えようとしている。