昭和85年4月29日

世間の大半は休み。可能性を持つ者が周りに充ちているときにやり過ごすというのはとても疲れる。しょっぱい賭博で負け続ける感覚。
仕事しても何の意味もない。そこには何らかの意志があるだけだ。

ツナギがまるで粉ふき芋のように粉だらけ。電話一本で駆けつけ作業。笛吹いたら飛んでくるマグマ大使に近いな。
日によって気持ちの落差が大きい。果たして現在の会社に己の存在を託すような自分で居ていいのだろうか。己の存在の基盤がいかに脆いかを感じる今日この頃。
人は思いを張り巡らせると沈黙するもんよ。