コンビニで買い物するときですら疎ましいときがある

レジで店員同士が会話していると商品をレジに持って行きにくい。この談笑を食い止めるのは「あなた」というプレッシャーを感じてしまうからだ。
コンビニのトイレに行った後、手を洗って買い物をしていたとしてもレジに商品を持って行きにくい。ひょっとしたら店員が「(この人、ちゃんと手を洗っているのかしら)」と疑っているのじゃなかろうかと思ってしまうからだ(←気にしすぎ)。
コンビニのファーストフーズを凝視していると店員が「(むっ、この客、さては買うのか)」といった感じで身構えられるのがプレッシャーだ。揚げ物と肉まんのさくさくふかふかした様子をぼんやり眺めていただけだったのに店員の視線で購買意欲の臨戦態勢に乗り上げられてしまう。

コンビニ。あそこには様々な人間がやってくる。強盗、家庭ごみお断りの20世紀が生んだ画期的な形態の店である。