鬱憤を書き連ねるという危ない賭け

 散々週末の予定変更を嘆いているけども、普段の休日というのは基本的にやることがない。朝、無駄に早く目が覚めるとやり場のない孤独感と閉塞感がある。趣味も何もない。ただ身体を休める(堕落させる)だけの休日。会社が始まるまで時間を消化させるだけの休日。侘びしい。
 会社→家→会社→家の無限ループ。友達の一人もいやしない。楽しいことはない。いくら日記を書き殴っても現実は何も変わらない。
 行動せよ、行動せよ、行動せよ、と言っても応答しない。ピピピガガガと壊れたロボットの様に佇む。
 正直に申し上げます。昨晩はぬいぐるみと添い寝しました。寂しかったのです。一人でジッとしてるとくだらない考えばかり多くなるのです。頭の中がある陰険な事件のことでこびり付いていて、メンテナンスして欲しい。取り除いて欲しい。もっと楽しいことを考えるべきなのだ。
 でもイメージする楽しいことと云うのをしたとして、女性と二人でドライブや旅行、観光スポットに行ったりして、楽しめるのだろうか?今は楽しめないくらい感性が鈍っていると思う。
 学生時代は友達をアパートに泊めたり、飯を作ってやったり、そういう生活もまんざらでもない、としていたはずだ。友達と上野動物園に行ったり野球場に行ったり、そういう日常があったはずだ。でも結局一人が多くて一人暮らしで夏休みに数日連続でカーテン閉めて部屋に引きこもって発狂しかけたこともあったっけ…。
 いつの間にか周りに友人は消えた。メールも来ない。あっさり朽ち果てた。何でこんな生活してんだろ。でも世間的に視ればブルーカラーの正社員ってダメでもなくて、それで出来るかと言えば会社内では頭の弱い子状態。入社した頃は落ちるとこまで落ちると思ったけど、それほど転落しているわけでもなく、かと言って浮上する未来も見えない。性質の悪い中途半端な人生が先に見えている。
 寝ようとする時、また無為に死に1日近づいてしまうと思ってしまう。とりあえず今は親のためにも上っ面だけでも世間体を気にして生きるしかないのかもしれない。