六月二十六日「恥しい思い出に襲われるときにはそれを振り払うために、ひとりして、さて、と呟く癖が私にあった」

 夕方、握力が弱まった。暑い中の仕事は堪える。遅い昼休み、空いているコンビニ駐車場に停車すると横の横にやってきたトラックがアイドリングしてうるせえ…!今日もまたこっちは窓全快で地球に優しく過ごしているというのに!
 唯一、楽しいのはメールフレンドの女性とやり取りしている時だけ。自分の優しさを出し惜しみ無く全て注ぐ。ただ、それだけ。
 enyaを聴く。10年前くらいに聴いていた記憶がある。