俺の経歴はマイノリティー

俺が四月から編入するということをバイト先の人に説明するのには多大な労力が必要です。これからも何人かに説明しなければならないかと思うと気が重いです。大体、俺はバイト先の人から”就職のために頑張ってる人間”という風に思われていたらしく、そんなことを思うとなにか負い目みたいなものを感じるのも正直なところです。実際、PさんとかNさんは俺が大学に行くことを言ったら微妙な顔をしてました。まるで蔑視されてる感覚でした。しかし図々しく行きましょう。慣れ親しんだ場所の方が楽ですから、今の飲食施設で、もうこれは堂々と四月からも金銭を獲得しに行きたいと思います。
まあ詳しく書きますと、パートの人に「四月から大学に行きます」とだけ言いましたが、パートの方は俺が短大を出て、また大学一年からやり直すという親不孝のどうしようもない狂乱者と思ったような感じでした。それで「三年から大学に入ることができるのです」といいましたが、「そんな楽な方法がある?」と聞かれました。浮ついた会話でした。俺はそもそも何を考えてるか不明な男だと思われてる気がします。
とりあえず自分がこの一年何を考えていたかを他人に説明する予習を書いてみます。俺はたかがバイトの休憩時間に喋るのでさえ、まるで編入試験のときの面接のときのように戦慄を覚えます。ですから予習をします。↓

四月〜九月は公務員を目指すために死ぬ物狂いで勉強してました。(嘘です。勉強は全くしてませんでした)しかし、試験に落ちたので民間企業への就職を目指すことにしました。民間企業への就職するに当たり、大卒の条件が多かったので劣等感に打ちひしがされました。でもただなんとなく適当に求人をみて工場で就職することにしました。(ちなみにバイト先の人には鬱工場で12月から1月一杯の2ヶ月働いていたと嘘をついてあります。実際は五日で辞めたのですが、その嘘をついていたことをバイト先の方たちに述べたら烈火のごとく叱咤を受けそうな気がするので今後も包み隠す方針です)。工場で働いているとうつ病になって死にました。やはり大学への憧れが捨てきれずに試験を受けました。なんとなく受かりました。四月から大学に行きます。

工場→編入試験受ける件を人に説明するのが難しいんだよな。「なんで就職したのに受験したの?」とか昨日も今日も聞かれたけどうまい具合に答えられていない。