相変わらず

一人で行動している。平日の昼さがり、一人でスーパーをうろつく青年は俺くらいしかいない。主婦または主婦ばかりで男の客自体が少ない。作業着着たおっさんが大量に酒を買ってるのを見てなぜか陰鬱になった。
そんな私の心を許せる友達は
金ちゃんヌードル徳島製粉)」
醤油味のカップめんだ。お湯を入れた後に覚めること無いよう蓋が付いており、さらに容器が二重構造ということで熱々を頂ける構造になっておる。そして応募券を送って応募する1万円プレゼント企画が廃れることがない、昔から変わり映えのないカップめん。なんと素晴らしいことでしょうか。
一見、カップヌードルをパクったどこにでもありそうなカップめんだが、地方発だからこそカップヌードルをパクっても何も言われないのだ。つまりその辺の草野球チームが読売ジャイアンツのユニフォーム真似しているのと同じ感覚だ。レベルが低いとかそういうことを言っているのではない。そもそもパクってない。いやおそらくパクってない。
こういうオーソドックスなカップめんこそ後世に残さねばならないのではないか。私はそう思い、へそで湯を沸かすのである。