無題

konrinzai2007-05-17

昨日の日記のように、何とも思わなかった事実が、劇的に心に暗鬼をもたらす事実に変化すること。このことが自分の生涯において多々あり、それが原因で友人を失ったり、困難な状況をもたらす事がある。自分の最大の敵がこの性癖なのかも知れない。
自分は理不尽な事実が虫唾が走るほど嫌いで、そういうものに対する免疫が欠如している。戒めなければならない。世の中には理不尽なことがいつだって今だって起きている。そんなことに対していちいち悩んだり考えたりすることは無駄であろう。これからは何が起ころうとも自分が正しいとか間違っているだとかそういう卑しい確信めいた感情を持ってはならない。(なぜ正しいとも確信してはならないか。それはプラスを意識すればマイナスも意識せざるを得なくなるからだ。例えば世の中で人間に対して「イケメン」と唱える奴は同時にイケメンじゃない人間も判断しているということが明白になることといえば分かりやすいだろう。「イケメン」や「美人」などといったフレーズを叫ぶ人間ほどその人間の人格が疑われる。)
「気持ちを切り替えることが大事」だとかよく言うが、そういう言葉は誤魔化しに過ぎない。所詮、気持ちなど切り替えることなど不可能。愚かな失敗をした自分も含めて自分は自分なのだ、理不尽なことが起こることも含めて世の中というものなのだ、と思うしかない。