無題

朝、学校の玄関で普通に歩行していたら、地べたに座ってタバコを吸っている学生二人が俺の顔を、じろじろ見ている気がして、何か俺のことを喋っているような気がした。例のSAD?だとかいう病気か。
横断歩道を歩行者として渡るとき、曲がってくる車に対して腰を低くして足早にわたっていたことがあるが、あれは実に滑稽な行動だったと後悔している。歩行者最優先なのだ。ゆっくり歩いていたらダンプカーが警音機を鳴らしてくることもあるが知ったこっちゃない。俺はどんな車に煽られても俺のペースで横断歩道を渡る。老人とかでも横切る車に気を使って、歩行者信号が余裕で青なのに急いで渡ろうとする人間がいるが止めてほしいものだ。ああいうときに煽る運転手は愚の骨頂。
ところであろうことか俺は自分の正攻法の行動に対し、「ふざけんな!殺すぞ!」などと言われるのを期待している。刺激のない生活に刺激を与えるための思考だ。切れるためのキッカケを欲している。いかがわしい野郎の罵声を聞けば喝采さえあげるつもりだ。常に正攻法でいけば切れられても切れ返すことは常識となる。法定的な行動で快感を求めていく必要がある。