アドバンス

社会ってのはよく考えればいろいろな人間で構成されていて、外食産業で働く人や小売業で働く人や金融業や政府や学生や無職、まあいろいろな人間で構成されています。皆がいるから社会は成り立っているのです。自分の存在に誇りってものを皆が持てればいいな、って思います。政府は政府なりの無職は無職なりの誇りを。無職も素晴らしいと思います。散々、社会が構築されている世の中(ビルが多く建ち、食べ物も飽和している状況)、別に職がない人がいるのは変だとは思いません。こんなに便利なのだから皆が皆働く必要はないでしょう。働かずに気楽にずっと生きている人もこれからの社会では生まれてきてもいいんじゃないかなって思います。
僕は学生です。学生ってのは勉学に勤しむものですが、別に大卒の資格だけを取りに行く学生がいてもそれもいいものだと思います。
人の人格もそれぞれです。明るい人もいれば暗い人もいる。無礼講な人や礼儀正しい人もいる。死にたいと思う人もいれば、生きたいと思う人もいる。みんながみんな同じわけではない。
僕はいつも世間の平均的な尺度というものさしを使って自分を卑下し、苦しめていた。潜在意識下で「なんで自分は常人と離れているんだ!」ってもう一人の自分に叱り付けられていた。頭も胃も肌ももう偏頭痛やら胃痛やら肌荒れになるし、裏の自分はろくでもない叱り屋だな、って思う。その叱り屋によって萎縮し、僕は世間の日陰者だと思っていたし、とっても情けない男なんだなっていつも思っていたわけだ。
ようやく分かったのかな、いやまだ分かったのかどうかが分からないけど。別にいいんだよ。いつも独りだろうが、何も頑張っていなかろうが目標無かろうが。生きているってだけで満足するのは動物だけだって意見の人もいるだろうけど人間も動物ですよ。生きているってだけで凄い話です。