無味乾燥

電話の呼び出しにビクッとした昨日がウソのようで、何事も起きない。いよいよと虫の音色も消え入り、雨まじりの風が窓をたたき、秋寒が身にしみる。
劣等感が強いというより自分は劣等だ。
自分のもっている世界、自動車はよほどの用が無い時以外使わない、煙草を吸いたい人はご自由に、でも僕は吸いません。
いい時代だと思うよ。男も女も大して束縛されずに自由に生きていてさ。エヘエヘと人々が歩いている道をくたくたと交差して歩き、独りで何かを考えながら歩いている。現在、将来の自分、とあるどうでもいい芸能人のことを考える。不安なイメージばかりが先行する。強迫性障害という持病がまーた復活したかな。
結局何をするにしてもエゴイズムが付きまとう。そう思った瞬間、世間が力強く見えてしまうから困る。
瞬間に生きていなければあっさりとダメになる。いろいろとゲーゲー吐きたい。