催促電話

『私、○○サイトの○○担当の者ですが○○サイトの登録ニックネーム「吐血さん」ですか?』


普段鳴らない携帯電話が鳴ったと思ったら出会い系サイトからの電話(携帯電話の番号)がやってきました。さすがに今年最初の着信がこれだと狼狽せざるを得ません。
それにしても流暢に登録したニックネームで名前を呼ぶのですから噴飯物でございます。
「吐血さん、入会料金が未納でございまして明日の午後一時までに49,000円振り込まないと自宅に送付なんとか裁判なんとかかんとか…」
なんだか難しいことをおっしゃってます。利用規則を読まずに携帯電話などを打って登録したのですが、後からよく見てみたら確かに49,000円支払え云々が書いてありました。しかし私に払う気は毛ほどもないのです。利用規則の効力ってのはどの程度なのか知りませんが無気力な私にはどうでもいいことです。皆さんはちゃんと読んでから登録した方がいいです。
「あの、銀行行くの面倒だから家まで取りに来てくださいよ」
「ご自宅ですか?あのそういったことはしておりませんので銀行振り込みでお願いします」
喋るのがめんどうなので黙ることにしました。しかし携帯をこっちからは切りません。
「…………」
「…………」
「もしもし…!吐血さん、もしもし! 払っていただけないご意思のようですので後日ご自宅、勤務先にも情報がなんたら内容証明なんたらが云々です。では失礼します」


無気力な私には難しい話です。また掛かってくるみたいです。


※携帯電話の番号からサイト料金等の催促電話が掛かってきた場合はほぼ10割詐欺、または詐欺まがい。
尚、一般人が携帯電話番号から住所、氏名を特定するのはほぼ不可能で、弁護士、探偵なら可能であるが、弁護士は弁護活動のときのみ詮索可能でそれ以外はできない。探偵に頼む場合は捜査費用に数万円掛かるので、守銭奴出会い系業者が頼むことはまずない。とどのつまり、住所、氏名(○○県○○市までは書き込んだために知られたが)がばれておらず、携帯電話番号のみ知られている今回は圧倒的無視を貫くのがクレバーなのでございます
電子消費者契約法