余裕・F・余裕夫

往路。雪のためか駐車場近辺の溝に無人の嵌った車があった。駐車場はなんだか飽和状態で停めれない。皆、停め方がへたっぴさ。入り口に無造作に停めてある車があったり。
しかたなく去年一次面接で落とされた書店の駐車場に停める。
歩く。雪。歩く。雪男が出た
そのなんといいますかゼミへ行っても誰とも喋らず、あっさり終わりそうな卒論を取り組むだけ。
ジョージの講義は受講生が俺しかおらず、「成リタタナイ」などと嘆き、講義中止。雑談をする。ジョージ(40代中半)は2ちゃんねらーなのでそれっぽい会話、エロい話時折。
「コノ近クノ女子高生ガ下宿シテイル寮にワタシクラシテマス」
「下着見れないんですか!」
「カンソウキノナカニタンマリアルノハカクニンズミデス」
「いいですね〜!」などとエロ会話は盛り上がったので、
帰りにイタリアンな出で立ちのジョージと一緒に女子高校生をナンパすることに。
「あの黒タイツよくないですか?」
「シカシ寒ソウナスカートデスネ」
「いや、そのスカートがタイツを際立たせていいんじゃないですか」などと談義。
「ちょっといいスカートですね!」
「タイツナンデスカソノタイツ!」
などと発しているとガン無視というかピューと逃げられる。まだまだだ。