忘年会らしきもの

ブルーカラー教習所(仮名)で講習を終えると、ジョージからメールが着ており、食べて呑むことになった。
メンバーはジョージ、ツギオ、おとなしそうな青年、自分の四人である。某ホテルレストランにて食べ放題、呑み放題。食べた物はステーキ、アイス、ソーセージ、餃子、カニ、レタス、豚肉炒めなどなど。
久々の再会だったのでツギオとは話が弾んだ。来春から都会のコンビニで正社員として働くそうだが、頑張って欲しいものだ。ジョージは相変わらずで、おとなしい青年は役人志望の大学三年らしいがほとんど喋らなかった。
阿呆みたいに食べて、おとなしい青年が帰宅し、二次会はガールズバーに行くことになった(週末の繁華街の喧騒に立ってるババアに聞いて薦められた店)。酷い気分だった。人間には喋ってストレスを発散するタイプと、喋ってストレスを溜めるタイプがいるが、後者の自分にとっては会話というのは実に脅威である。一つ一つの言葉を放つたびに自身に一つ一つの画びょうでも突き刺しているような感覚に陥るのだ。そんな自分にとっちゃこういう喋って何ぼの場所は苦手というより嫌悪だ。話し相手も「生○痛」の話ばかり振ってくる知性の無さそうな女子。正直言って自分はその女子に軽蔑とも取れる眼差しを送ってしまった(そして自分はたかが県一番の進学校に通う高校生如きに未だに劣等意識を持っている。嫌な意識だね)。
水商売のお店ってやっぱり苦手だな。あのお水の人たちは自分の主張を隠して、あらゆる客の意見も微笑でもって対応してごまかしてお金を稼いでいる。つまらんねえ。
店を出て、ツギオと会話をし、別れて7キロほど歩いて帰った。