メディア・リテラシーの日

日の出4:36。起床6:15。
だるそうに朝刊読み。石田衣良の「余命1年のスタリオン」を流し読み。
テレビのニュース。「散弾当たり男性死亡 サルと間違え発砲」。
悲惨だ。65歳で会社に勤めて、おそらく地道に生きてこられたのだろうが、最期はサルに間違えられて即死なんて悲惨としかいいようがない。対する60歳の猟銃使いは30年以上の猟銃活動を一瞬の過ちでふいにしてしまう。状況的によく猟銃自殺しなかったなと思う。
人生とは何なのだろうか、生きた証がメディアの売り物である事件のニュースだけでは悲惨すぎる。事故で未払いの請求書とエロ本とパソコンの中のエロ画像を遺し、知名度ゼロで死ぬ。それこそ悲劇だ。
朝から考えさせられた。
今日も蒸し暑かった。汗が噴出す。何のために仕事をしているのだろうか、分からない。
スタミナ不足を感じ、仕事帰りにカツカレーを食べた。友人同士で食いに来ている理系の18,19才くらいの連中を見て、友達の必要性を感じる。一人で食ってたら多人数の喧騒がうざく感じるが、多人数の中の一員であれば喧騒は感じない。そういうもんなんだよ。後者の経験が不足しているからこそ厭世観が漂う。日の入り19:16。