サタデーナイト欝

二日酔い。土曜の夜こそ誰かと語り合いたいというのにまともに交友関係を築いていないため、ここに胸の内を書かざるを得ない。いや、別に誰でもいいから話したいというスタンスではない。軽蔑する高齢パラサイトとは一切喋りたくないし、おっさんは総じて説教臭いし、飲み屋の性悪な女はキチガイだし、もはや異分子のような最近の十代とも積極的に関わり合いたくない。
まあ男女問わず同年代で似たようなステータスの人間と仲良くなりたい。
今日は仕事休み。ぶっちゃけ仕事はもうやることがない。見限られて大した仕事を寄越してもらえないこともあるが、機械の修理もほとんど無く、点検も毎日やるようなことでもない。激務な人からすれば贅沢な話かもしれんが、暇疲れが重なると脳みそが衰える感覚を覚え、結構きついものがある。来週は軽トラでどこにいけと?社内失業に近い。欝だ。
時間を束縛されてまともなやることを与えられないと人間は発狂するように出来ている。ナチスの収容所で土を午前中に掘って午後に掘った土を元の穴に埋め直すという無意味な作業を強制させて、何人もの捕虜が頭に石をぶつけたりして自殺したそうな。
仕事の意味が分からない。窓際部署でやる気ない。夢も希望もない。
資格試験の申込書をようやく出した。
高校一年のとき、一日中お腹が鳴る体質になり、鳴るのが怖くてそれ以来まともに勉強出来なくなった。教室で座ることが異常なほどストレスで、テストのときは毎回どうかしそうだった。それが三年間続き、授業中に現実逃避のため、目を半開きしていたため、眼力が落ち、集中力が欠如した。高校生で白髪染めをしだした。
病院に行っても医者の説教だけで、相手にしてくれないこと数回。
診断されてないがおそらく過敏性腸症候群だった。自分でネット検索で調べて症状の軽減に努める。よく噛んでものを食べる、睡眠を取るなど。一日に何回も教室から離れた便所に冷やかしを恐れて行っていたら、生きる意味が分からなかったあの頃。よく現役で卒業できたもんだ。
勉強はまともにできない。資格試験はどうなるか。
それにしても世の中、歌って踊りすぎだ。大学生をバラバラにして捕まらない犯人も、妊婦を殺して腹の中に電話を入れたキチガイも、執拗なリンチや強姦を繰り返して高校生をコンクリート詰めにした屑も、皆娑婆をうろついて今頃歌って踊っているんだろう。世の中はキチガイ、以上。