残念な精神

私は不意に女子の胸や尻を触りたくなる精神を持っています。若い男の精神構造というものは常に性欲に漲っているのでしょうが、はたしてそれは世間の印象操作であるかもしれないわけで、実際、私の眼前で強姦をする男、植草的な行動をする男をはっきりと見たことがないので実際には助兵衛な男がこの世に存在しているのかは私にとっては謎なのです。それ故に世の中で自分が最も下劣な思想を思い浮かべるとてつもなく落伍者ではないかと苦悩する有様です。
21歳童貞、彼女いない暦年齢。これは異常としかいいようがないと私自身確信しております。私のような忍耐力の無き人間においては、このままではいつの日か、不意に他人の女子の胸を触るともしれません。植草的落伍者になるのではないかと不安で溜まりません。風俗、ソープについて勉強しなくてはならない。しかし、清純を貫きたいという下劣心の中の一部の清らかな心があり、私は不純しています。ところが、既に私は汚染されているのです。童貞だからといって清純ではありません。処女と童貞は雲泥の差、月とすっぽん、燃えるごみと燃えないごみです。まったく情けない空想自慰をする私には清純なものはただ単に夢であり、実現不可能なのではないかと嘆きつつ、金銭で童貞を捨てるのにも躊躇している次第であります。