オロカシズム

いわゆる愚かしい様をオロカシズムという。
適当に、適当に合説で脚を運んでしまった企業から電話が来た。
声の汚いおっさんが「会社訪問に来てくれないか?」といって馬鹿みたいに
俺「えっ…ああそれはちょっと…」
お「一度見に来てみればいいと思いますよ」
俺「あっはあ…」
お「都合のいい日はいつですか?」
俺「まあ明日なら…」
くそっなんでこんな受け答えしちまったんだ
何故自己申告制の給料とかいう意味不明の企業の訪問を容認してしまったんだ。
どうしようもない中小ブラックであるとわかっていながらなぜ断れなかった?
なんで他人に首肯してしまうんだろうか。
しかし考えてみればこういうことが初めてじゃないことに気がつく。今までも小さく悔いてきた。通信販売やアンケート、そういうことで他人に首肯してきたことを思い出す。これはオレの性癖なのだ。相手が頼みごとをしてくると判断することを投げてしまって相手に首肯する。そうやって流されて流されて生きていく。この弱さが続いているうちは救われるわけがない。