通り魔事件に思うこと

何がきついって秋葉原にしろ八王子にしろ同世代の有名大学の女の子が被害者になっていることが本当にきつい。被害者が男なら自己投影しやすいからそこまできつくない。最近の同世代が犠牲になっている事件の事柄は見るに耐えない。時間を割いて頑張っているアルバイト中に一生が終わられてしまったことが悲しさを助長させる。
小学校から将来のために勉強をして、中学でも勉強して、高校受験を乗り越え、高校生になり、高校生になっても勉強をして、大学受験を乗り越えて、ようやく大学に入って、成人を迎え、会社を渡り歩いて就職活動も終えようか、卒論もそろそろというときに、積み上げて積み上げてこれからもまだ頑張ろうというときにふざけんな!ほんのナイフ一本でぶっ壊すな!根本原因を無視して、空想と現実をごちゃごちゃにして人を殺して何が楽しいんだ。
こんなことが起きると、地方五流大学生の俺が何で生きているんだろうか、と自問自答が止まらない。申し訳ない。結局俺も人を見殺しにしている人間に変わりない。世の中に一切の抗議もせずにただ単に通り魔渦巻く世の構造に首肯している無気力人間に過ぎない。申し訳ない。
今まで事件・事故の詳細を読んで綾瀬コンクリ詰め事件や日航機墜落は相当な内容できつかったけどリアルタイムで報道を目の当たりにしていないことと、自分とは違う世代が関係していることから心の片隅では現実と切り離していた部分があって最近の事件ほどは衝撃を受けていない。同世代の人間には特に幸せになってもらいたいという気持ちが心のどこかに根付いているのかもしれない。彼女もできたことないのに。
言ってもしょうがないけど、
世界が平和でありますように