Saturday night shaker

だるい。
無情にも土曜出勤の本日も雪。融雪装置のない道路はダートコースのような固まった雪道で、ガタガタと揺れながら軽トラの四駆で駆けた。感覚的にアトラクションのようだったが、単に県道を走っただけで何の感慨もなく車酔い。
土曜日の仕事は本当にだるい。
会社に戻り、事務員さん不在のため俺がやりますと言ったのに、べらんめえ口調の上司がしたり顔で誰のコップかも分からない適当なコップを雑然と並べて粉を適当に入れ、ポットの湯をぼたぼたと注ぎ、クソマズイコーヒーが完成されてしまった(当然全員ブラック)。
これはべらんめえが「漢らしさ」と「大雑把」を履き違えた故に起こった悲劇である。ラーメン○郎を崇拝してる人間もそれに近いものがある。無意味にカルマを背負いたがる精神はだるい。
などと思いつつも下っ端らしくトランス状態で呑み干した。飲んで数時間が経ち、手が震えて神経過敏になっている土曜の夜である。