特に誇れるものもなかった。
 社会人四年目にもなるというのに。こないだ新しく入ってきた社員の自己紹介のPDFを見てガックシした。皆、充実しすぎているからだ。100キロマラソン成功者とか、何なの?外国で1年学んでた人とかもいた。「年下」、「充実」、危険なワードだ。
 例えば、街で偶然同級生と再会を果たし、呑み交わすとか、そういうのがこれからも無いと思うと空しい。酒のまないけど。同級生の顔を覚えていない。卒業アルバムの写真を見て初めて近くの席の人の顔を知ったクラスメートも中高時代はいたものだ。
 人の高校時代の話とかきくとき、己の暗黒エピソード(山盛り)に触れまい触れまいとする回避する為の気力はカラムーチョ1袋半ほどである(?)。
 で、今日は休みだった。昼にラーメンを食べに行ったはいいが、もち「おひとりさま」なのでカウンターにいこうとしたら、カウンターはビッシリ、それでローバイしてたら、四人席通してもらえてビクつきながら注文して、食べて会計して。外に出ると様々な刺激が入り込んでくる。内にこもってねっとりするのだダメだ!例えば朝、やじうまテレビでスポーツ芸能情報で島本アナがいるけど、あの美しい人が隣にいたらまともにゲンコーよめそうもないと勝手に自分をカクザワに置きかえて考えるほどねっとりしている。

2012年6月6日 雨ざーざー晴れ 擦り切れ散文
原文ママ、校正なし