バックレを決行せずにバイトに行ってしまいました。思えばバックレほど爽快感のある行動は無いと思うのですが、やはり一年以上続けている仕事にもなると後々、煩悩の中で地獄の愛撫を感じることになるのではないかと危惧するあまり、いや実際には危惧してないのですが、とにかく電波に操られた少年のようなといえば大げさかもしれませんが、とにかくバイトに行ってしまいました。
先週の土日に来ていた浮浪者みたいなサイレント爺がまた開店時間前に来ていました。常連といえば聞こえが良すぎるでしょう。私が毎週バイトにやってくるように、サイレント爺も朝っぱらから二週続けて麺を食いに来ているんだと思うと何ともいえない、単純作業の繰り返し、オリジナリティーの足りなさ、虚無感なんかを感じざるを得ませんでした。
今日は二度出でした。女子高生バイトの人が話しかけて来ましたが、何も話すことが思い浮かばず、年齢、どこそこの中学出身だという程度の話題をしどろもどろで話しました。最近の女子高生はやたらハイカラな感じがし、そのバイトの娘も例外ではなく、実に都会への憧れか、平成生まれの宿命なのか、とにかく化粧をしているようないかにもアイスクリイムやカステラなどの発祥の地を感じさせる、散切り頭とは無縁の容姿でございまして、いやだからといって私は特に何も感じなかったのですが、何と言うか、女子はいいものです。客でも足を露出させた女子がおり、大変、変態的な気分になりました。
夕方には新しい男子高生がいましたが、いかにも体育会系で携帯弄くり回しているような生意気そうな男なので話しません。背が低い男なので「ウホッ!!」の対象外でございます。よってバイトが終わったら猛スピードで着替えてさっさと帰りました。
もう何と言うか人と話す気がありません。自分と馬が合う人間はなかなか現れそうにありません。もう会話する気力がありません。全部キーボードで会話したいものです。
来週再来週のバイトはやれ文化祭だ、やれ就活だ、とシフトノートに出れない旨を書いたのでシフトに入れられることはありません。高学歴店長がしゃがんで焼き飯を食っていたら地域のリーダー社員が姿勢が悪いと怒っていました。誠に滑稽な場面でございました。



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