メガ牛丼(食べない)

ゼンショーの奴パクりかよ。それが最初の感想だった。
商品名に「メガ」が付くのは、一般的にマクドナルドの「メガマック」が先にやったことと認知されており、そのアイデアゼンショーが根こそぎ持っていったように思われるのだが、そもそも「メガ」ってのはコンピュータにおける単位でしかないわけで、別に「メガ」を商品名に使っても法には反しないが、それでも私がこれはパクリだと思ってしまったのだから仕方ない。
おそらくゼンショー側としては「マックのパクリ」と思われてもそのこと自体が不利にならないという公算があり、むしろ「メガ」という単語がマクドナルドによって広められたことに便乗して、「メガ」の付く商品が消費者に興味を持ってもらえるという利点のほうが魅力的に感じたのかもしれない(ゼンショーマクドナルドに許可を取ってあるとかなら別だが)。そうだとしたら、消費者をノータリンだと思っているだけだ。(牛丼屋には乞食やチンピラがやってくるって時点でそりゃノータリンだろうけど)。
それにしても「メガ」の付くマクドナルドの製品はとてもじゃないが小気味よく頂けなかった。あれは体育会系の大男の食べ物であり、とても私のような小男(この場合、胃が小さいという意味)の食べる物だとは思えない。普通のサイズで普通に食べるのが利口なのだが、よく考えたらすき家の牛丼は美味しくもないのである。そのことが一番よろしくない。