花がない金曜

朝六時前に妥当に起きる。ビタミンBをキメて出勤。
会社に着くがやる気が出ない。ジジイどもは「嘱託」という立場を利用して意気揚々と有給を行使しやがる。いや有給を行使するのは本来普通のことなのだが。アブノーマルをノーマルと認識しだしている。蒸し暑い。坊主にしたい衝動に駆られる。その日に命令され、拠点から片道約55キロのT市倉庫にブツを運ぶ。倉庫から要らないブツを運ぶ。そのブツは夏は悲劇的なニオゐがする。
蒸し暑く昼飯を食い、N市のおっちょこちょいの団体職員が機械に異物を混入させたとの事で修理に行く。
あっさり修理を終えてから明らかにやる気を無くし、昨日と同様、ぶらぶらと徘徊するように軽トラで走っていた。
道の駅で一休み。だるい。六月はやる気を無くす時期だ。休んでは走り、休んでは走る。一箇所の休憩場所に定住しすぎると社用車ゆえに怪しまれるので短時間で一つの場を離れる。
そうして程よい時間に帰社する。自分の部署の連中は他と比べるとすぐ帰る人間が多い。そのため、オレは夜に機械トラブルが出たときように19時くらいまではスタンバイしている。今日も部署の机で一人だけ佇む。そうして帰る。勃起しながら帰る。
日記らしい日記だ。