GW突入

今年は10日間あり、私の休日は5日間である。昭和の日の今日は仕事である。


GW。ただ単にカレンダーの数字が官能的に朱色に染まっているだけであるが、どうも多くの国民にとっては漆黒の闇から逃れられる労働退避期間であり、重宝されている。
しかしながらその間も働き続けるメディアが駅や空港で遊びに行く人間に毎年インタビューをしているのはご苦労なことだと思う。


「どこにいかれますか?」
「○○の方へ」「おじいちゃんの家へ」


「コロナだったので3年ぶりの旅行(帰省)です」
といったセリフを聞き出せればしめたものである。田舎へ行くと言う少年を見ると純粋な気持ちになるが、
空港でスーツケースを持ちながら義務教育も終えてない小僧がいきり顔で
「バリ島の方へ7日間」などと言っていると蹴殺したい気持ちになる人もいるであろう。
コロナ禍で唯一良かったのは海外旅行をするいきった小僧がインタビューされることが激減したことである。


しかしながらコロナ以前から密が嫌いな私は休みは分散すべきという意見の持ち主で、祝日を減らし、有給休暇の消化率を上げることに国は真剣に取り組むべきなのでは、と思う。