ほんわか盆暗

konrinzai2008-06-03

盆暗大学。玄関にはタバコをスパスパと吸う輩が大勢おりました。構内に入るとスウェットとキティちゃんサンダルを履いたギャル学生が奇妙な喋り方でだべっており、自分はまたいつもの如く目まいを発生させながら、「ああ、これも盆暗大学の姿だ、これも盆暗の姿だ、驚くことはない」と草を千切るように唱え、二秒後にはいつもの如く、「自分は他人をそんなに言える立場ではない」と悲しい自己嫌悪に陥ることとなり、狼狽しながら階段を昇りました。学生が多い空間を歩くと烈しく胸の底がぜん動致します。
ゼミの時間になると永延と卒論制作の自習時間で全く笑えず、全く進まず、誰とも喋れる仲の者はおらず、嗚呼、自分はどうしてこうも友達がいないのかといういつもの空前の身悶えをしながら、酷くつまらない時間を過ごしました。
ゼミが終わり、ジョージの講義。畠山(仮名)とツギオ(仮名)と自分の三人だけの生徒がジョージの法律講義に挑んでいるのですが、非常にアットホームで、ただの読書会のようです。あっけなくジョージ講義が終わるとさっさと帰りました。
ショッピングセンターにバイトの応募を致しました。