虚仮生活
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エンプティ・エンプティ
https://konrinzai.hatenadiary.org/entry/20111224/p1
十年以上前に書いた「虚仮生活」という私小説を久々に読んでいた。これと「エンプティ・エンプティ」が自分の自己紹介のようなものであろう。
最近は又吉直樹の「人間」を読み始めたが、疲労困憊で放置してしまっている。
明日は芥川賞・直木賞の発表か、となんとなく思う。石原慎太郎も西村賢太もこの世にいなくなり、村上龍は久々にカンブリア宮殿を見たらかなり老け込んでいた。
いわゆる作家が巨匠扱いされる時代は終わってしまった。
けれども小説は人を救うと思う。私が救われたからそう思う。
この世は何に執着するか、手離すかの繰り返しだ。
くだらないものに執着して身を滅ぼすより、無為にあらゆるジャンルの本をひたすら読んで知識を蓄えた方が利口である。
