松本休止

震災報道で陰鬱になる。

ああすればよかった過去やどうなるか分からない未来を遮断し、現在だけにフォーカスするしかない。特に「あの時ああすれば」というたられば的な思考は本当に無駄なのでしなくていいと思う。

 

 

松本人志、活動休止発表後のワイドナショー出演は見合わせ。早くも空回りしだしたな。

高卒後に尼崎の印刷工をする予定だった男が40年も芸能界で輝いていたのだから充分といえば充分だが、この幕の締め方は哀しくもある。

映画「大日本人」公開までは本当に天才、カリスマだと思っていたし、唯一の憧れの芸人であった。

ごっつええ感じ横山やすしを揶揄したコントをしたり、そのごっつええ感じスペシャルにも拘わらずヤクルトのリーグ優勝決定試合で放送を飛ばされて辞めたり、雑な面もあったが、ガキ使のハガキトークは天才的で、あのコーナーや放送室が終わり、映画「しんぼる」が大コケした辺りでプレーヤーとしては一線を引いていたと思う。

 

 

「この中のほとんどが不幸になる」。伝説の教師で松本人志演じる南波が言った言葉だが(元ネタは松本の小学生時代の担任がクラス全員に放った言葉)。

これは現代を生きる芸能人に当てはまる言葉だと思う。